くうとマイルはお母さんと親父の鎹(かすがい)

子育ても終了、仕事もピークアウト。これからの夫婦円満とボケ防止のためにのんびりと陸マイル活動をスタート。

【株式】米中貿易交渉進展期待でハイテクが幅広く買われる

こんにちは、くうの親父です。

全人代を前に米中貿易交渉の進展期待が高まり、リスクオンです。

それにしても上海は強い!

 

 

今日の東京株式市場

 

日経平均△218345.83円(△1.07%)、TOPIX△12.43(△0.77%)、東証マザーズ△9.19(△0.99%)、東証REIT指数△9.048.94(△0.49%)

規模別指数はすべて上昇で満遍なくという感じに。東証マザーズも続伸もメイン市場をビハインド。

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本日も日経がTOPIXを大幅アウトパフォームしてNTレシオは上昇。

 

 

業種別、ファクターパフォーマンス

 

BEST5が△石油、△精密、△機械、△電機、△医薬品

WORSTが▼電気ガス、▼輸送用機器、▼陸運、▼空運、▼その他製品

ファクターは年間騰落率の低い銘柄の上昇(リバーサル)、高PBRなどの割高株、高βが上昇。低信用リスク、高ROEなどのクオリティも上昇。

 

 

ハイテク、機械などが買われて続伸

 

先週末のNY市場が上昇したこと、ドル円が111円後半となっていること、米中貿易協議が3月にも手打ちとなり、追加関税も撤廃されるのではないかといった報道を受けて、リスクオンムードが高まり上昇してスタートしました。

10時半に取引を開始した上海市場も大幅続伸して3000ポイントを回復したことで安心感が広がり、後場前から先物が買われて一段高となりました。

その後は13時に高値を付けましたが、今日のところは日経で22000円トライまでの動きは無く、高値揉みあいに終始しました。

ハイテク、機械などの景気敏感株が賑わい、売買代金は2兆1,000億円と大台を回復。新高値銘柄が35と12/4の44以来(日経22574円)広がりを見せ、相場に活気が戻りつつ有るようです。

値上がり銘柄は7735スクリーン、6728アルバック、6976太陽誘電などが右肩上がりの上昇で並び、値下がり銘柄では7269スズキ、9603HIS、33827&I、9507四国電力などの電力株が並ぶといった、ハッキリと景気敏感株買い、ディフェンシブ株売りの色が鮮明となっていました。

 

 

半導体サイクルは川下と川上共に更に悪化、だから買われるんです?

 

米国のSIAが公表している世界の半導体売上高(3ヶ月移動平均)は2018年12月すなわち2018年10〜12月期に前年比+0.6%(7〜9月期+15.8%)と前年対比でほぼ横這いにとどまりしました。7〜9月期まで8四半期連続で二桁増加を確保してきましたが、10〜12月期に失速しました。川上分野では2018年半ばに能力増強の動きが既に一巡した後、2018年終盤に至り弱含みの領域へ踏み込み、2019年1月に更に悪化しました。

北米の半導体製造装置の出荷(3ヶ月移動平均)は2018年5月までは二桁増加を確、しかし6月に一桁台へ転落、11月からマイナス圏へ転じました。12月に▲12.3%、2019年1月は▲20.0%まで下落率が拡大しています。 日本製半導体製造装置の出荷(3ヶ月移動平均)の増勢は2018年11月の前年比+33.4%が12月に+8.1%へ、2019年1月に+3.3%へ鈍化しました。単月ベースでは12月に▲5.4%、1月に▲6.1%と2ヶ月連続で水面下に沈んでいます。季節調整値を見ると12月に前月比▲6.8%、1月に▲2.6%と2ヶ月連続の減少だ。10〜12月期に前期年率▲9.2%(7〜9月期▲9.9%)と減少した後、1月のデータは10〜12月期を年率に換算して13.2%も下回り、1〜3月期は3四半期連続の減少に陥る可能性が高いでしょう。

 

半導体サイクルの川上において、能力増強の抑制が明確化しています。川下においては半導体売上高が失速しました。川下が底堅さを維持すれば、川下から川上にポジティブなフィードバックが生じ、再び川上における能力増強の活発化を期待できます。しかし、川下において半導体売上高が失速に至った現状では、寧ろ川上へのネガティブ・フィードバックを懸念すべきでしょう。半導体サイクルは明確に循環的な下向きの動きを示しています。

 

以上の様な現況を鑑みると到底、ハイテク株は買えないと思って当然です。しかし、株を買うタイミングは異なります。

ハイテク株や機械株はむしろ、業績が良くない時にポジションを取るのが常套です。

さすがに今日のような上げでは追随しずらいですが、押し目は積極的に追っていきたいです。

 

 

明日の日本株の見方

 

明日の日本株も堅調な展開となりそうです。今夜の米国株高は織り込んだとみられますが、想定以上の上げとなれば日経で22000円に接近する展開も期待できます。

朝方米紙で報じられた対中追加関税解除の報道は、実現すればビッグサプライズですが、市場の反応は比較的冷静で、上昇一服感はまだ感じられません。海外投資家の先物買いも継続していることから、週末のメジャーSQまでは強い動

きが続きそうです。

日経平均は昨年10月の高値から12月の安値までの下げ幅の半値戻し(21710円)を奪回し、昨年秋に揉みあった21500~22500円のレンジ内に戻り、ようやく本来の動きを取り戻したとみてよさそうです。もっとも、商いはまったく盛り上がらず、国内に相場全体を大きく押し上げる強気材料があるわけではありません。

円安が進んでいる割にトヨタが4連敗と自動車株は弱く、米中改善期待の一方で、TAG(日米物品協定)を控えて「次は日本」との警戒感が早くも出始めているようです。

海外要因に左右されやすい地合いはまだ、継続しそうです。

 

 

相場の格言「買い難い相場は高い」

 

誰がみたって買えない相場というものはありますが、悪い中で上がってきたような相場では説明がつかないうえに自信が持てないため買い難いのが普通です。

しかし、うまく説明できないけれども、先行きのかすかな灯りを感じ取っているからこそ相場が上昇に転じてきているのです。 多くの投資家が理路整然と説明ができ安心して買える相場は景気、企業業績が拡大期にある時くらいで相場上昇の初期や相場が佳境にある時などは買い難いもので、その買い難い気持ちが強いほど相場は高くなるという教えです。

まさしく、今日のハイテク株に当てはまるのではないでしょうか。