こんにちは、くうの親父です。
一週間、ようやく終わりました。
珍しく仕事が遅くなったのでUPが遅くなりました。
良い週末をお過ごしください。
30日(金)の東京株式市場概況
日経平均は+87.10円(+0.39%)、TOPIX+7.98(+0.48%)、東証マザーズ+0.52(+0.05%)。
規模別指数は昨日に続きTOPIX SMALLの上昇率が高い。
業種別パフォーマンス
BEST5が△石油、△鉱業、△医薬品、△精密、△陸運
WORST5が▲証券、▲電気・ガス、▲不動産、▲空運、▲その他製品
基本様子見の小動きも後場は確りで6日続伸
週末に米中首脳会談を控え様子見モードでスタート。
前場は中国製造業PMIが50.0%と予想を下回り、一時マイナスも横ばいに終始。
後場もモードは変わらずも確りに。
マーケットのセンチメントが悪い状態でこの規模のイベントを控えると堪え切れずに軟調となっていたが、本日はその逆と基調は改善している模様。
直近、上昇していた3092ZOZOなどグロース株が下落、昨日下落の9432NTT、9433NTTが上昇と動きが目まぐるしい。
セクターの動きも7267ホンダが上げて7203トヨタが下げるなど明確な傾向が掴みづらい一日に。
外人売りVS日銀・事業法人買いの1年間
昨日、11/19~11/22、4日間(日経平均で▲34円下落)の投資部門別売買動向が公表さました。
外人売りはなんと▲5,000億円(先物含む)に達し、急落が始まった10/9からの売り(日経平均で▲2,100円下落)は▲5兆円に、年初来から(日経平均で▲1,118円下落)は▲11兆円超え。まさしく、外人VS日銀・事法の攻防ですが、良く考えてみると外人がこれだけ膨大に売ってるのに日経平均で▲4.9%ちょっとの下げで済んでいるのは、防衛軍もお見事!(見方を変えてTOPIXでは▲10.4%の下落だが…)。
先週は5,000億円で横ばいなので外人のインパクトも随分と弱くなっている感じます。
今週は外人のオーバーナイトオーダーを見る限りはトントンぐらいかと。
それで日経平均で800円超の上げは、「買わなくても良いから売らないでくれ」と外人にはお願いしたいですね(笑)。
逆に、買ってくる局面は絶対に見逃さないようにしないとです。
来週の戦略
今週末のG20で米中首脳会談が行われるが、どこまでトップが歩みよえるかが注目される。
すでにマーケットは停戦は織り込んでおり、それい以上の改善、例えば1月からの25%への税率引き上げや追加2,500億ドルへの拡大の見送りなどがなければ、ポジティブサプライズにはならないかと。
しかし、一方で米国の長期金利上昇圧力が弱まったことで世界的に落ち着きを取り戻しており、下への圧力は弱まっている。
指数の動きはサプライズなければイベント通過でも乏しいかと思われ、個別銘柄のピックアップが引き続き重要。
月初のリバランス動きには注意したい。