くうとマイルはお母さんと親父の鎹(かすがい)

子育ても終了、仕事もピークアウト。これからの夫婦円満とボケ防止のためにのんびりと陸マイル活動をスタート。

【株式】大発会は大幅安でお屠蘇気分も吹っ飛び

こんにちは、くうの親父です。

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

平成最後の大発会は大幅下落に。まだまだ、不安定です。

 

  

4日(金)東京株式市場概況

日経平均は▼452.81円(▼2.26%)、TOPIX▼22.93(▼1.53%)、東証マザーズ△15.01(△1.85%)。

規模別指数はすべて下落で規模別にあまり差は見られず、東証マザーズは上昇と個人投資家は一息つけた格好。

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(出所 Bloomberg

 

業種別、ファクターパフォーマンス

BEST5が△電気ガス、△陸運、△石油、△小売、△銀行

WORST5が▼精密、▼電機、▼機械、▼金属、▼化学

ファクターは割安株が優勢で、低PBR株、低ROE株、高信用リスク、高配当利回り、低β株などが上昇。高ROE、高PBR、低信用リスクなどグロース属性が軟調

 

 

年明けのNY株安を受けて大納会は大幅安に

4日の東京株式市場は正月休みの間のNY株式市場が米中経済指標の悪化、アップルの下方修正、円高等を受けてほとんどの銘柄が売り気配でスタート。

その後も円買いが進行するとずるずると下げ幅を拡大、日経平均は▼770円安まで撃沈した。下げを主導したのがアップルの下方修正を受けてのハイテク株で「アップルショック」と騒がれたが、売れていないのはわかっていたことで、今さら、どうかなとは思いますが。一方、電気ガスや私鉄、小売等の内需株は寄付き後、間もなく切り返していた。

その後、米中次官級協議の開催、政府・日銀の株式市場下落への緊急会合、中国首相の金融緩和表明などプラス材料が断続的に出て、ドル円も108円台を回復すると株価は徐々に下げ幅を縮小、大引けに買われ19500円はキープして取引を終えた。

売買代金は2兆7,000億円と大納会比大幅増加、全体の7割弱が下落。

昨年来安値は99銘柄と昨年末の安値に接近したものの大きくは膨らまず、全面安とはならなかった。

値上がりは9501東電、33827&Iなどの消去法的買い、値下がりは6981村田、6976太陽誘電、7729東京精密等の電子部品、SPE、機械などの外需、景気敏感株、中国景気懸念からのインバウンド落ち込み不安から4911資生堂、3088マツキヨなど売りにさらされた。

 

 

いよいよ、減速が鮮明となってきた中国景気

年末年始の中国経済指標下振れはNY株式市場の足を引っ張った。31日に発表された中国12月のNBS製造業PMIは実績49.4(予想50.0)と2016年2月以来の低い水準、2日発表の12月Caixin製造業PMIも実績49.7(予想50.2)で2017年3月来最低と共に下振れた。

また、アップル見通し引き下げの主因がもともとあまりアイホンが売れていない中国での販売不振であったことも追い打ちを掛けている。米国による対中関税強化も大きいが、不動産価格のサイクルがすでに下向になっており、景気見通しにマイナス材料となっている。ドイツ証券のグローバルエコノミストは2019年の中国のGDPを+6.1%と下方修正しており、政府による相当のテコ入れが無いと景気減速は不可避の状態に陥っているとしている。

 

 

円高基調は当面、続きそう

3日早朝に円は薄商いを突いて一時、急激に上昇して104円台をつけた。年末には110円台をキープしていたので6円近い円高である。

トルコリラの下落の影響でアルゴリズムが参加者の少ないところを暴走?というのが原因らしいがそのベースとして米国経済指標の悪化による市場の利上げ期待の後退であり、FOMC直後に0回であった利上げ予想が、足下では1.5回の“利下げ”となっていることがある。

今後については、こうした市場の利下げ期待が正しいかどうかがポイントとなる。Fed長期金利を中立金利(利上げ最終局面では、FF金利=中立金利長期金利≒3%)まで引き上げることによって、経済成長率を持続可能な2%成長(=潜在成長率)に減速させようとするため、利上げを考えている。

一方、市場は利下げを予想しているが、これは近い将来、景気が後退すると考えているからだろう。

現時点で景気が後退する蓋然性は低いと思われるが、市場の警戒感は根強く、両者のギャップが埋まりそうにない。政府、日銀は緊急会合を経て「投機的な動きは看過せず。」といっているが、米国が睨みを効かせてる状況下で到底介入など出来るわけなく、今日、107円50銭から入ったGPIFの米債買い程度しか出来ず、円は暫く間は強含みで推移しそうだ。いずれにしてもドル円がこの水準では日本株は上昇が困難と思われる。

 

来週の相場見通し

今夜、12月米国雇用統計が発表されるがコンセンサスはNFP+18万、失業率3.7%、賃金前月比0.3%・前年比+3.0%よりも弱めの数字が理想的な結果か。それより大きく弱いと足元の景気鈍化懸念が炎上、強いとFRBタカ派懸念となる。

それ以上にパウエルFRB議長が講演で、前回、FOMC後の会見後マーケットが急落したことで、どれくらいマーケットフレンドリーになっているかに注目が集まっている。

期待通りの内容ならば、反発が期待されるが姿勢に変化なしと失望売りを招く可能性も。

ただ、反発しても景気悪化懸念が簡単に一掃されるとは考えづらく、来週も神経質な値動きが続きそうで船酔いには注意したい。

 

 

運用のポイント

本日はハイテク売りの内需買いの流れが鮮明に出た。また、個別ではハイテクの中ではめぼしいいところではNECの上昇が目立っていた。

大発会の動向は一年の値動きを象徴すると言われ、この流れは簡単には変わりそうもない。

ハイテク、機械等の景気敏感株は徹底した逆張り内需などのディフェンシブは押し目は拾い、いずれも高回転が上向きのトレンドが出るまでは有効と思われる。

序盤に益を積み上げ、リスクを取るべきタイミングで取れるように準備しておきたい。