くうとマイルはお母さんと親父の鎹 (かすがい)

子育ても終了、仕事もピークアウト。これからの夫婦円満とボケ防止のためにのんびりと陸マイル活動をスタート。

【マカオ旅行記、その4】コタイの夜はカジノをしなくても楽しめます

こんにちは、くうの親父です。

中国・深圳での女子テニス、WTAファイナルズ観戦のあとに香港から変更して寄った、1ナイトステイのマカオ

午後に世界遺産30地点強行軍を行いましたが、最後の夜、マカオ・タイパの夜も楽しみました。 

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カジノの歴史 in マカオ

マカオ=カジノと言われるくらいに有名ですが、その収益規模は米国・ラスベガスを大きく引き離し、世界第1位となっています。

ちょっと長くなりますが、「アジアのラスベガス」マカオでのカジノの歴史のおさらいを。

 

カジノ合法前のマカオ

マカオでのギャンブルの歴史は16世紀、日本の室町時代まで遡ります。

当時、中国本土からマカオに建設・港湾・家事従業者が民族気質の賭博好きが奏して賭場がスタートしました。

 

中国返還前のカジノ

1847年、税源の確保、産業の多角化のためにカジノは合法化され、200軒以上のカジノハウスが栄え、政府歳入は安定しました。

その後、カジノは組織的にサービスを確立、発展させていきました。

中国返還前の40年間は一社集中の決定や政府決定による開放など紆余曲折を経て、返還前の40年間はその名が語られる、スタンレー・ホー氏が率いるSTDM社が独占していました。

しかし、その歪みから、犯罪や暴力組織の横行も目立ち、カジノ施設は健全、安全とは言い難かったようです。

おそらく、このころのイメージがまだ、一般的には強いと思われます。

 

転機の対外開放政策

中国返還後、マカオ特別行政政府はSTDM社の独占を改め、最大3社に開放する「娯楽場幸運博彩経営法」案を可決しました。

この対外開放はカジノを競争市場とすることで過去のイメージを払拭し、健全化することでカジノを基幹とする観光産業を安定した産業に発展させるかが狙いでした。

新たなカジノライセンスはSTDM社の後継のSJM社、ラスベガスのウィンリゾート社、香港のギャラクシー社の3社に落札。

一層の競争促進のためにサブライセンス(ライセンスの又貸し)も発行し、結局、6つのカジノライセンスが生まれました。

米国資本によるラスベガススタイルの大型カジノがマカオ半島に開業したことで、目覚ましい発展に繋がりました。

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   蓮の花をイメージしたグラウンド・リスボ

 

発展を加速するコタイプロジェクト

マカオマカオ半島タイパ島、コロアン島で構成されていましたが、この2島が埋め立てで一緒になり、新たにコタイ地区となりました。

カジノはマカオ半島から新たにこのコタイ地区にも展開されることとなりました。

新たな巨大なスペースがコタイ地区に出来たことで、ラスベガス・ストリップ地区のようなIR(統合型リゾート)が導入されました。

統合型リゾートホテルの走りとなったのがサンズ経営のベネチアマカオです。

イタリア・ベネチアにいるようなテーマ性を持たせ、巨大なリゾートホテル・エリアは完全にラスベガススタイルを模倣し、IRラッシュとなり、現在に至っています。

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              2007年開業の部屋数3,000室のザ・ベネチアン・マカオ・リゾートホテル

 

カジノ発展の現状

対外開放政策により、大成功を収めたマカオのカジノでありますが、経済成長が顕著な中国の目の前にマカオが位置しているという地理的要因が大きいものと思われます。

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                                            中国本国から大挙して押し寄せます

 

訪問客数の63%が中国から、それに香港と台湾を合わせた中華圏で90%とまさしく「中国人のためのカジノ」と言えます。

国別 訪問客数(人) 構成比(%) 前年比(%)
中国本土 25,260,556 70.6 13.8
香港 6,327,925 17.7 2.6
台湾 1,060,968 3.0 0.1
韓国 812,842 2.3 -7.0
日本 325,798 0.9 -1.0
フィリピン 312,072 9.0 1.6
マレーシア 227,854 0.6 4.4
米国 201,810 0.6 8.3
タイ 181,379 0.5 -8.5
インドネシア 173,836 0.5 -11.8
その他 918,623 2.6 4.5
合計 35,803,663 100.0 9.8

 

また、彼らのベットの仕方にも要因があります。

カジノの規模ではラスベガスの方が大きいですが、中国人富裕層を中心としたカジノでの賭け金の多さが影響しています。

ただ、リーマンショック後、中国の経済成長率が鈍化、習近平政権の汚職腐敗キャンペーンによる綱紀粛正でIRラッシュがあったものの観光客数は横ばい、カジノ収益は減少となっています。

 

マカオの課題

カジノ産業の成長によりマカオ市民は学費、医療費が無料、ID保有者は年間10万円の支給の恩恵を受けています。

しかし、カジノだけで成長していくのには限界も見えつつあり、何らかの対策を講じる必要に直面しています。

実際に国際会議(ミーティング)や展示場(エクスポ)などビジネス客を取りこむMICEの育成は取り組まれ、ラスベガスのような家族連れでも楽しめるIRの強化、ユネスコ世界遺産に指定された歴史地区など他の魅力も発掘するなど、カジノ一本足打法からの脱皮を如何に進めるかが重要になっています。

企業名 系列 主なホテル
SJM マカオ グランドリスボア、リスボア、タイパ
ギャラクシー 香港系 ギャラクシーマカオ、ブロードウェイマカオ
ウィン ラスベガス系 ウィンマカオ、ウィンパレス
サンズ ラスベガス系 ベネチアン、サンズマカオ、サンズコタイセントラル
MGM ラスベガス系 MGMマカオ
メルコクラウン 豪州、香港JV シティオブドリームスマカオ、モーフィアス

 

ウィンパレスはゴンドラ無料の大盤振る舞い

前置きが随分と長くなりましたが。

宿泊したセントレジスマカオ、コタイセントラル(澳門端吉金沙城中心酒店)The Manorでハッピーアワーを楽しんだあと、宵の口でも暖かい、コタイ地区を散策しました。

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ホテルの北側にはシティ・オブ・ドリームズ(新濠王地)。

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先日、完成した新国立競技場の幻設計者、故ザハ・ハディッド氏設計の超高級ホテル

モーフィアスが光輝いています。

この建物、外骨格鉄骨構造で外に見える鉄骨が全体を支え、内部に柱がありません。

親父は行けませんでしたが、観る価値多いに有りと思います。

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隣にはグランド ハイアット マカオ(澳門君悦酒店)

十分綺麗ですが、モーフィアスの斬新さにはかないません。

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それとMGMコタイ(美獅美高梅)のライオン像の間を抜けると。

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ウイン・パレス(永利皇宮)が鎮座しています。

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その前の噴水では12:00~24:00の20分~30分毎に噴水ショーが行われています。

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噴水の周りをゴンドラが遊覧していて、こちらはカジノで遊ばなくても無料で何周でも乗れます。

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ゴンドラを降りた向かい側には先ほどのMGMマカオが宝石箱を積み重ねたようにきらびやかに。

センス、有ります。

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先ほど来た道を戻るとセントレジスマカオ、コタイセントラルの裏側が。

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団地のようなサンズ・コタイ・セントラル(金沙城中心)の周辺は光のシンフォニー

表側からのセントレジスマカオ、コタイ・セントラル。

凛としてそびえてます。

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表通りに出るとサンズ・コタイセントラル(金沙城中心)の看板が。

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後方には4ホテル、右からシェラトングランド・マカオホテル・コタイセントラル(澳門喜来登金沙城中心大酒店)ホリデイン・マカオ・コタイ・セントラル(澳門金假日酒店)コンラッドマカオ・コタイ・セントラル(澳門金沙城中心康來徳酒店)、そしてセントレジスがライトアップされ並んでいます。
でも、どこかの団地のような並び方でもあります。

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エッフェル塔は有料です

通りを数分南下するとザ・パリジャン・マカオ(澳門巴黎人)が通りを挟んで見えます。

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そびえ立つエッフェル塔に登ろうと遠回りな案内に従って5階まで上がりましたが、入場料106TOP(約1,500円)と立派な値段なので止めました。

でも、中は豪華絢爛でした。

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とにかくどでかいベネチア

大通りを北上するとクライマックスのザ・ベネチアン(澳門威尼斯人 度假村酒店)へ。

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とにかく、ゴージャス&どでかいです。

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上に見とれてばかりいて首が痛いです。

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もちらん、1階には巨大なカジノがあります。

入ったコタイのカジノでは一番、活気がありました。

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建物の内部なのにベネチアを模した、ゴンドラ(有料です)が。

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でも、乗船距離はあっという間です。

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まとめ

マカオの新たなカジノエリア、コタイ地区。

IRによってどのカジノ、ホテルの巨大です。

ただ、上海や香港などの夜景に比べてケバケバしさは無く、色があってもブルー系ととても落ち着きがあって、いい感じにまとめられています。

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また、カジノ以外にも観るところ、遊ぶところがあって一年中温暖ですから、夜風に吹かれてぷらっと散歩するのにお勧めです。

カジノのイメージは決して良くはないですが、それを一掃させてくれるコタイの夜でした。

 

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。  

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